主人公のキャラクターについて

和泉凛香です☆
大変お久しぶりの書き込みになってしまいました（＾＾；
更新停滞中に
拍手くださった方、
コメントくださった方、
大変ありがとうございましたo(*^▽^*)o~♪

ＤＳ版発売からもう１ヶ月以上たちましたね！！
皆様プレイなさってますか～？？
和泉はまだなのですが、
世の中でまたＤＱ５熱があがっていて、すごく嬉しいです☆☆☆

こちらには、お話だけじゃなくて、
今度からＤＱ５語りもちょくちょくＵＰしたいな～と思います♪

今日は、主人公のキャラクターについて☆


先日、ある人に言われてそうか～と思ったのですが、
私の描く５主は、めちゃめちゃ情熱的です(*^.^*)

私のイメージの中の５主は、普段は口数が少なくて、すごく心の繊細な優しい人ｗ
でも、心には一本筋が通っていて、どんな困難にぶつかっても、やり遂げる心の強さをもった人です。
そして、心の中には、大きすぎるほど大きな、
悲しい切ない苦しい傷を持っているのです。
だから、人の心の痛みがよくわかる。
自分には、家族もおらず、天涯孤独だから、
モンスターの心の痛みや孤独がよくわかって、差別したりせず受け入れる心の大きさと温かさを持っているんですね。
この広い世界にたった一人で、
父の死を受け止めて、重たい重たい遺言を果たそうとする・・・
どんなに苦しいことか・・・
そこには、自分自身の希望も我が侭も、とにかく「自分」という意識はなくなってたんじゃないかと思うんですね。
父の遺言のために、ただ、生きなきゃ、頑張らなきゃ、そのために生きてきたんだ生かされてるんだって、
無意識のうちにそういう感じににっていたんじゃないかと思います。
サラボナで結婚問題に巻き込まれた時だって、繊細か彼のことだから、きっと苦しんだでしょうね。
アンディのことや、フローラ自身の気持ちを推測したり・・・。
でも、そんな彼だから、２つのリングを集めようとして。
そして、ビアンカに再会する。
彼にとってビアンカは、幸せだった子ども時代を知る、パパスやサンチョのことを知る、大切なかけがえのない存在だったんじゃないかと思います。
最初はきっと、好きとか恋とか、そういう自覚はなかったでしょうね。
でも、
再会した瞬間から、心が許せるというか、安心できる存在というか、
そんな、自分にとって大切な存在なんだっていう感覚はあったんじゃないかと思います。
一緒に旅をするうちに、ビアンカの明るさに笑顔を取り戻し、ビアンカの華やかなおしゃべりについつい口数が多くなり。
小さい頃のことを思い出したり、キラパンもビアンカにべったりだったり。
傷ついて変わってしまったんじゃないか・・・って思いつつも、主人公は、幸せだった頃の自分に戻るような感じがして、すごく楽しかったんじゃないかと思うのです。
そして、自分の気持ちに気づいて・・・。
不器用な正直な、パパスの教えのおかげで曲がったことができない主人公は、
ビアンカと一緒にいたい、結婚したいという気持ちを持ちます。
そうしたら、彼はもうビアンカ一直線です（笑）
彼はフローラと結婚するんだ、それが一番いいんだって思っているビアンカに、
迷うことなく気持ちをぶつけていきます。
もちろん、身を引く覚悟だったビアンカは、戸惑って、拒否しようとするけれど、
主人公は、ビアンカが誰が好きだろうとなんだろうと、気持ちを貫く覚悟で。
そんな情熱に負けて、
結局二人は結婚☆

主人公は、情熱的です（笑）
私の美エロ小説でも、ビアンカに溺れるくらい好きで好きで、みたいな感じですが＾＾；

でも、彼にとっては、ビアンカしかいないんですよね。

家族であり、妻であり、仲間であり、幼なじみであり友達であり恋人であり・・・
大切にできる人って、彼女しかいないんです。
だから、彼の中の愛情のエネルギーがすべてビアンカに注がれるようなイメージｗ
そんなに溺愛されちゃうビアンカも大変でしょうけどｗ、ビアンカはそんな彼を包み込んですべて受け止められる心の大きさあったかさがある子なんですよね(*´∇｀*)
で、パパスのことでいっぱいいっぱいになっていた彼は、ビアンカと出会うことで、自分を取り戻したというか、
やっと自分の幸せやら人生やらを考えられるようになるのです☆

一途、情熱的、誠実、やさしい、繊細、強い、

・・・５主のキーワードはこんな感じ！？だと思いますヽ(*^^*)ノ

双子ちゃんが生まれて、愛する対象は増えますが、
やっぱり彼はビアンカ一筋なのではないかと思います（笑）ｗ
こどもも溺愛しますが、妻はやっぱり違うというか（笑）
いつまでたっても彼の恋人っていう感じ♪
だから、いつまでたっても、こどもが何人生まれても、超ラブラブアツアツな夫婦でいると思います～o(*^▽^*)o~♪
比翼連理とはまさにこのことですねっっ(つ▽^。*)

あぁ、いくら妄想してもしてもし足りないｗｗｗｗｗ

ちなみに、彼の容姿は、和泉ノイメージでは、
とにかくセクスィ～～～～～なイメージです（笑）ｗｗｗｗ
黒髪で、旅人らしく日焼けしてて、なんか筋肉のつきかたが色っぽい感じで♪
きっと、奴隷時代～逃げた直後はすごく痩せてたかもしれないけど、
ちゃんと食べて旅を続けてるうちに、体つきもしっかりしてきて
（もともと重労働してた身体ですしね）
ビアンカと再会する頃までには、セクスィ～になってる感じです♪
あと、奴隷時代も、生きた目をしてる主人公やヘンリーには、特別サービスしてくれる心ある兵士さんがいたかもしれない☆
そこそこ栄養もゲットして、
だから公式絵みたいにいい身体になれたんでしょうかねぇｗ
身長は、どれくらいなんだろうな～
公式絵見ても、あんまり小さくないですよね。
ビアンカとの身長差を見ても、１５センチ～２０センチくらいありそう。
てことは、ビアが１６０だったとしても、１７５センチ以上はあるんでしょうね。

黒髪セクスィ～主人公・・・
私に画力があったら、描きたいキャラＮｏ．１なのですが・・・
イメージがあるだけに、画力がおいつかなくて全然かけないｗｗｗ
ビアンカも同じです；；
もっと上手くなったら、もっといっぱい描きたいですね～。



では、今日の語りはこれにて☆
皆様のイメージはいかがですか？
人それぞれ、いろいろなイメージがあると思うので、
皆様のイメージもお聞きしたいものです♪

ぜひ語り合いたいという方、
ぜひコメントやサイトに書き込みしていってくださいね(*´∇｀*)

拍手のお返事ですｖ

Yomogiさん＞

記念拍手、こちらにもありがとうございました☆☆
ＤＳ版の発売、本当に楽しみですね～ｗｗｗ
こっちの方も、マイペースにやっていきたいと思っていますので、ぜひ温かい目で見守ってやってくださいね（＊＾＾＊）

拍手メッセージのお返事ですｖ

１０月３１日「１５年なんですねぇ・・・。～」の方＞

メッセージありがとうございました☆
お返事おそくなってごめんなさいね。
そうですよ～もう１５年もたっちゃうんですよね！
私も、大人になってからまたこうして主ビアに萌えられてるなんて、すごく不思議な感じです（笑）
１５年間ずっとずっと大好きでした！！（むしろ加速してるかもです・笑）
これからも主ビアに会いを注いでいこうと思いますｖｖLove主ビア～！！

マリーゴールド～別れの悲しみ～

星が、流れた。


さっきから、リュカが空を見上げるごとに、星が夜空を駆け抜けていく。
流星群だろうか。


夜の闇の中、焚火は赤々と燃えて、あたりを丸くオレンジ色に照らしていた。
炎が微かな風で揺れると、その傍で眠っている、照らし出される二人のこどもたちの寝顔の上の影も、揺れた。
まだあどけない、可愛いらしい寝顔は、二人寄り添うように並んで、お互いに顔を見合わせている。
母親譲りの色白の肌も、さらさらの金髪も、今は夜の闇の中で焚き火の炎の色に染められている。
安堵しきったようにすやすやと眠る、その、あまりの可愛いらしさに、二人の子供たちを見遣ったリュカの顔に微かな笑顔が広がった。

不意に、リュカは、音をたてずに静かに立ち上がった。
そして、かわいらしい寝顔で寝息をたてている双子たちに近付くと、腰を低くして、寝相で少し乱れた毛布を、そっと直してやった。
気配に気付いた、焚火のそばで双子のお守りをするように寝そべっていたプックルが、耳をぴくりと動かして、顔を上げる。そして、再び立ち上がったリュカと目が合った。

じゃあ、よろしく。

そう言うように、リュカはプックルをしばし見つめた。プックルは、黙ってリュカをじっと見守っている。
やがてリュカは、気配を消すように、そっと静かに、双子や仲間たちに背を向けて、歩いていった。



月がないので、星がよく見える。
暗い夜空に、光のダイヤモンドたちが、降ってきそうなほどに一面にいっぱいに散りばめられている。
リュカは、海の見える丘の上の、大木の下に、幹に寄り掛かって座った。
腰を下ろした傍には、夜闇の中でも色鮮やかに映る、黄色とオレンジ色のマリーゴールドの花が、たくさん群れて咲いていた。
その、愛しい人を思い起こさせる鮮やかな明るい色あいに。
リュカは思わず、目を細め、視線を落とした。あたりは、怖くなるほどに静かだった。鳥の鳴き声も、虫の声も、風の音さえもしない。
この世とは思えなくなるような深い静寂に包まれ、リュカは堪らなくなって、胸を押さえた。 



ーーーーーーーーーー心が、凍えてしまいそうになるーーーーーーーーーー



リュカは、深く俯いて、目を瞑った。
ひたすらに耐えるような、切なげな悲しげな表情で。
そして、ゆっくりと、やっとという感じで力無くまた瞳を開くと、無造作に膝に置いた左手の、薬指を見つめた。
薬指には、今ではすっかり体の一部のようになった、指輪が光っている。
ひとしきりそこを見つめたリュカは、そのまま再び、力が抜けたように、がくりと頭を垂れた。



ーーーーーどうしようもなく、逢いたくて逢いたくて、堪らなくなる時がある。



明るく、やさしく、鈴の鳴るような澄んだ声で、自分の名前を呼んでいた、あの声が、堪え切れないほどに、恋しい。

どんな状況でも、きっと何とかなると、未来に輝きを見失うことのなかった、あのひたむきさーーーーー


『大丈夫。必ずまた、逢えるわ』


ーーー今すぐ、凍えて生きている感覚を失ってしまいそうなこの身を抱きしめて、そう、言って欲しい。


この、抜け殻のような躯に、心に、彼女のぬくもりを分けて欲しい。
力いっぱいに、この腕で、あの柔らかな細い躯を、抱きしめたい。
愛しい人の空気で、声で、感触で、すべてでーーーーー


満たされたい。


彼女なしの人生なんて、彼女と一緒になってからは、もう、とても考えられなかったのに。
絶対に絶対に、手放したくなんてなかったのに。
離れたくなかったのに。
こんなふうに、隣に彼女のいない日々なんて。
この世で一番、恐れていた、耐え難いことだったはずなのにーーーーーーーーーー。


『逢いたい』


リュカは、声に出さずに、唇でそう呟いた。


ビアンカ。
君は、今、どこにいる・・・・・・・・・？


もう二度と、逢えないかも知れないーーーそんな不安が、恐怖が、この心を、絶望の深海へと突き落とそうとする。
リュカは、ひたすらに、耐え続ける。
左手の指輪を抱き締め、小さく震えながら・・・・・・・・・・・・。



伏せたリュカの顔から、音もなく、雫が、闇の中で凛と咲き誇るマリーゴールドの花の中に、音もなく、落ちていった。


夜空には、満天の星。
そして、ひとつ、またひとつと、弧を描きながら、流れて消えて行く。


地上で、彼がマリーゴールドの花の上に落とす雫と、同じように・・・・・・・・・ 

スノードロップ ～初恋のまなざし～

彼の瞳が、怖い。

滝の洞窟の中で、私は、彼から目を逸らしてばかりいた。

彼は、素直な人だから。
心を、偽れない人だから。

彼の、私を見つめる瞳に、気づいてはいけないような気が、していた。

私を映す、彼の瞳は、

胸がどきどきするほど、ずきんと痛くなるほど、
優しくて。
私のすべてをふわりと包み込むように、
温かく、
そして、突き動かされそうなほどの情熱を、感じる。
私はいったい、どうすればいいのだろうーーーそんなふうに、つい混乱してしまいそうなほどに。

それから。
同時に、
切ないのだ。
時々、気づかぬふりをするのをやめて、
彼の腕の中に飛び込んでしまいそうになるほどに。

でも。

私は、決して、揺らいでは、いけない。

それが、彼のためだから。

もしも、私が感じていることが、単なる独りよがりではなく、真実であるならば。
絶対に、絶対に、
あってはいけないことなのだ。
彼の道を、歩んでいくために。
彼が横道にそれてしまうようなことになっては、駄目なのだ。 



自分のためになら我慢できないようなことでも、
それが彼のためであるなら、
私は、きっと、耐えられる。

ーーー私は、そう、自分に言い聞かせるしかなかった。

・・・でも・・・・・・。

ああ、神様。

たった一度だけ。
たった一度で、いいから。

彼のまなざしに、応えても、いいですか？

(終）